主な原料は羊の糞で、その他の副原料は、わらや木くずなどの有機物質 。
プロセス概要:
単線420羊の糞有機肥料生産ラインとは:
わらやストロー、木くずや生ゴミなどの有機物質を羊の糞に混合し、堆肥発酵を行い、乾燥前処理、粉砕、混合、造粒、冷却、梱包過程を経て有機肥料として生産されます。
本プロジェクトは「1時間あたり1.5-2.5トン」の羊の糞有機肥料造粒ラインで、設備の総出力約280kw、工場敷地面積2400㎡と原料倉庫と製品倉庫を含むライン全体がコンパクトで、合理的な構造、環境要件を満たし、お客様のご要望に合わせて設計することも可能です。
工程図面:
発酵反転工程→前処理工程→粉砕工程→混合工程→造粒梱包工程
回転設備:LYFP-3、出力19.5 kw、設計生産能力1時間300 m³。
前処理工程:発酵後の原料は有機肥料専用チェーン式粉砕机を使用して粉砕をし、大きな木塊、石、固まった材料など原料中の不純物をドラムクリーニングスクリーンで洗浄後、ドラム乾燥機で原料水分が約20%までなるよう乾燥させる。
乾燥設備:LYHG1.2*12、ドラム直径1.2m、長さ12m、パワー6kw
設計時一時間あたり生産量2~2.5t
粉砕工程:材料は輸送設備を経由し,除鉄装置を経て粉砕機に送られ粉砕を行う。
粉砕設備:FFSP56×40、出力37kw、設計時一時間あたり生産量2~3t
混合工程:ペレット添加ホッパーにより、菌種と原料を混合機内で均一に混合し、次の工程に進む。
冷却パッキング工程:フラップ式冷却器を選択し、粒子の粉砕を効果的に防止、冷却器の下にはバイブレーティングスクリーンを配置して、未成形の粉末を除去する。
パッケージングは、お客様の地域の販売ニーズに合わせて、適切なパッケージングスケールを選択可能。
パッケージサイズ:20~50kg/パック
冷却設備:FKLB2.5、冷却室容積2.5 m³、設計時一時間あたり生産量3~4t
梱包設備:FDBLY-PDベルトスケール、梱包範囲20-50kg/パック、6-8パック/分
羊糞は有機物質24〜27%、窒素0.7〜0.8%、リン0.45〜0.6%、カリウム0.4〜0.5%を含む
羊は反芻動物で、水を飲むことが少ないため、糞は乾いて細く、排せつ量も少なく、羊の糞に含まれる栄養素は比較的に豊富です。
農作物に吸収・利用できる有効な栄養として分解しやすい特長もあれば、栄養分を遅効分解する特長もあり、肥料効果の速さと遅さを相まった良質な肥料になります。
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