株式会社FDSPは、バイオマスペレット燃料成形装置一式の製造を専門としており、丸太、木片、チップ、おがくず、カンナ屑などを原料とするバイオマスペレット化の生産ライン一式をお客様にご提供いたします。
建築用テンプレート、木工スクラップ等を原料とした木質バイオマスペレット生産ライン
トウモロコシの茎、麦わら、稲わら等を原料としたバイオマス造粒完成生産ライン
殻、搾りかす、ヤシなどを用いたバイオマス造粒完成生産ライン
作物廃棄物、スラッジ、石炭スクラップやその他の原料を用いたバイオマス造粒のための生産ライン
お客様の様々なニーズに合わせてカスタマイズされた機器ソリューションをご提供いたします。
木質バイオマスペレットは原木を原料とし、前処理・加工により固化・押出し成形し高密度ペレット燃料とし、新たなCO2排出を減らし、グリーン再生可能エネルギーとしてカーボンニュートラルの推進、さらに省エネや生産性向上も実現いたします。
原料:
杉、松、モミ、ネムノキ、ケヤキ、ユーカリなどのさまざまな樹木の原木
時産15トン木質バイオマスペレット生産ラインプロジェクト提案例
プロセスの紹介:
時産15t の原木を原料とした木質ペレット生産ライン
丸太の幹を剥がし、スライサーに入り、小さなチップにします。
チップのサイズは20〜30mm、厚さは約5〜10mm、その後クラッシャーに入れ、3〜4mmに細かく粉末化し、3層回転式ドライヤーで水分含有量40%から約15%になるまで乾燥させます。
ペレットの直径は6〜10mmのペレットから選択できます。
造粒物は冷却後、小袋梱包スケールを20〜50kg /袋に梱包し、輸送や販売がスムーズに出来ます。
総設備電力が約3270kw
作業場として原料倉庫とペレット倉庫を含む6500平方メートルの敷地面積を必要とします。
ライン全体がコンパクトな設計で、構造がシンプル、省エネ要件も満たしております。
お客様のご要望に応じた様々な設計を行います。
図面:
剥皮部分→切片部分→粉砕部分→乾燥部分→ペレット成形部分→冷却梱包部分
剥皮:原料の剥皮は、ペレットの燃焼効果をアップさせ、焼却灰を減らし、排出量も抑えることが出来ます。
ストリッピング装置(2セット):LYBP900-II、電力2×11kw、設計出力8-10T /セット
スライス部:丸太等を20〜30mm、厚さ5〜10mmの木材チップに加工し、加工部に入れます。
スライス装置(2セット):スライス機LYGX218D
メインマシン出力132kw、フィードローラー出力4kw
オイルポンプ出力0.55kw、設計出力38m³/セット/時。
砕部分:作業中に粉塵は排出されません。破砕後、ファンによる負圧・吸引で搬送・排出されます。
粉砕機はドロップ状の構造で、粉砕ローターを正負に操作しハンマー耐用年数を延ばすことができ、モーターはトランスミッションモードに直接接続されています。
破砕装置(4セット):MFSP68×120、出力160kw、出力6-8T / H(原料水分40%)
乾燥部:3層回転式乾燥機、乾燥後の木材チップの水分は約13〜18%です。
乾燥装置:LYHG50、ドラム径3.0m、長さ11.6m、出力19kw、設計は5T /ユニット/時(原料水分40%)
造粒部分:バイオマス粒子の直径は6〜10mmから選択できます。
バイオマス粒子は、発熱量が高く、汚染がなく、灰分が少ない特徴があります。
バイオマス発電所、バイオマス蒸気ボイラー、家庭用暖炉、乾燥炉バイオマスガス化装置など
幅広く使用できます。
造粒設備(6セット):MZLH680
メインエンジン出力185kw、強制フィーダー出力1.5kw、設計出力2.2-2.8T /セット/時
冷却及びパッキング:粒子温度及び粒子水分を低減するために使用されます。
冷却後の粒子温度は一般的に室温5℃以下で、冷却後の粒子水分は約8〜10%になります。
粒子のかさ密度は650-750kg /m³になります。
梱包は、お客様の販売ニーズに応じて、適切な梱包スケールをご選択ください。
通常は小型バッグとトンバッグの2種類の仕様をご用意いたしております。
小型バッグの梱包スケールの仕様:20- 50kg /袋
トンバッグスケールの包装仕様:500-1000kg /袋
冷却装置:MKLB8、冷却チャンバーの容積8m³、設計出力12〜15T /時
梱包設備:MDBLY-K、梱包仕様20-50kg /袋、梱包速度3-5袋/分
様々なお客様のニーズに応じて、ソリューションの最適化を目指します。
1.必要に応じて、各セクションの間にバッファタンクを増設し、保管ヤードを置き換えることも可能です。
メリットは、生産ラインの自動化を改善し、ワークショップでのダスト汚染を減らすことが出来ます。。
デメリットとしては、増設に伴うコストや全体的生産ラインのコストを増加させてしまいます。
材料のバルク密度は非常に軽く、倉庫内で結び目ができてしまい給餌に影響を与える可能性があります。
2.原料の含水率が20%を超える場合は、乾燥装置を増やし、含水率13〜15%まで乾燥させてから、造粒する必要があります。
3.包装機器は、完成品の包装に関してお客様のご要望に応じて調整可能です。
バルクまたはスチールサイロに保管することもできます。
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