時産の20トン木質バイオマスペレット生産ライン

剥皮：原料の剥皮は、ペレットの燃焼効果をアップさせ、焼却灰を減らし、排出量も抑えることが出来ます。

ストリッピング装置（ 4セット）：BBP760 / 11、電力45kw、設計出力30m³/時

スライス部：丸太等を20〜30mm、厚さ5〜10mmの木材チップに加工し、加工部に入れます。

スライス装置（ 4セット）：スライス機LYGX218D

メインマシン出力132kw、フィードローラー出力4kw、オイルポンプ出力0.55kw、設計出力38m³/時

粗粉末部分： 20 × 20の正方形のスクリーンを選択し、最初の粗い粉末を処理してから乾燥させます。

破砕装置（ 4セット）：MFSP68×120、出力200kw、出力9-10T / H（原料水分40％）

洗浄装置（ 3セット）：MCY160×300、電力3kw、1時間あたりの設計出力：5-8T

乾燥部分：3層回転式乾燥機、乾燥後の木材チップの水分は約13〜18％になります。

乾燥装置（ 4セット）：LYHG50、ドラム直径3.45m、長さ11.6m、出力19kw、設計出力5T /時（原料水分40％）

微粉砕部：作業中に粉塵は排出されません。破砕後、ファンによる負圧・吸引で搬送・排出されます。

粉砕機はドロップ状の構造で、粉砕ローターを正負に操作しハンマー耐用年数を延ばすことができ、モーターはトランスミッションモードに直接接続されています。

破砕装置（ 4セット）：MFSP68×120、出力160kw、出力6-8T / H（原料水分15％）

造粒部分：バイオマス粒子の直径は6〜10mmから選択できます。

バイオマス粒子は、発熱量が高く、汚染がなく、灰分が少ない特徴があります。

バイオマス発電所、バイオマス蒸気ボイラー、家庭用暖炉、乾燥炉バイオマスガス化装置など

幅広く使用できます。

造粒設備（ 8セット）：MZLH680

メインエンジン出力185kw、強制フィーダー出力1.5kw、設計出力2〜2.8T /セット/時

冷却装置（ 2セット）：MKLB6、冷却チャンバーの容積は6m³、設計出力は1時間あたり8〜12T

倉庫部門： 2000トンの完成ペレット保管倉庫を備え、製造されたペレットは完成品倉庫に保管し、まとめて出荷することができます。

設計ポイント：

1.このプロジェクトでは、まず湿った材料は貯蔵ヤードに積み重ねられ（湿った木質チップはほこりが少ない為）、乾燥材料は貯蔵ビンに保管（乾燥した木質チップはほこりが多い為 ）することが出来、作業場での粉塵汚染を効果的に抑え、コスト削減も実現いたします。

2.完成したペレットに関してはお客様側のお取扱い方法に合わせて、ご要望に応じて様々な梱包形態を提案させて頂きます。